皆さん、革靴を一日中履いていると足が疲れたり、臭いが気になったりしませんか?
そんな日々長時間革靴を履く人に朗報です。
インソール(中敷き)を導入するだけで、疲労と臭い問題は解決出来ます。
しかし、問題なのは、インソールはクリーム・ワックスと違って種類が多すぎて何がいいのかわからないことです。
商品の説明を見るとどれも「人体工学」に基いていますし、まとめサイトもメーカーの謳い文句をそのまま書いていたり、アマゾンのコメントを引用したりと文章書いている人は本当に自分で体験した上でおすすめしているのかが非常に疑問です。
ということで、私が人柱となって実際に購入して使用したインソールについてレビューしたいと思います。今回紹介出来るのは6種類だけですが、私のリアルな購入・使用体験にもとづいております。
インソール(中敷き)がない状態では足の健康と革靴を楽しむことが出来ません。ぜひ、自分にあったインソール(中敷き)を見つけて快適な革靴生活をお楽しみください。
インソールの機能は大きく3つ
いろんな効果があると思いますが、私はこの3つだと考えています。
特に3つ目はあまり語られることがない盲点じゃないでしょうか(笑)
疲労軽減:ホールド力とクッション効果で足が疲れにくくなる
長時間靴を履いた時の疲労感の軽減効果は大きいです。短時間だとわからないのですが、1日中外出していてなかなか靴を脱ぐ時間がなかったりするとその効果はよくわかります。
また、インソールの材質にもよるのですが、クッションが効いていたり、ジェルのようなものが入っていて踵はもちろん腰への負担も軽く腰痛持ちの方には嬉しい効果があります。
快適性:蒸れない・臭わない
足は1日でコップ1杯分の汗を描くと言われています。
靴本体と靴下が汗の湿気を吸収し、蒸れや臭いを抑えてくれますが、そこに援軍としてインソールも足してあげましょう。長時間履く人は特に効果を実感できると思います。
靴を間違えない
靴を脱ぐ座敷タイプのお店で飲み会とか会食がある時に、帰り際に「俺の靴はどこ行った??」と探すことありますよね?
インソールがカラーだと一発で自分の靴がわかります。ホント目立ちます。
同様に、他の人もこれは明らかに自分のではないということがわかりますね。
実はインソールによって得られる最大のメリットは「靴を間違えない/すぐに探せる」なのではないかと思いますw
実際に、添付した写真を見るとどうですか?
ローファーに青いインソール入れると目立ちますよね。良い靴を履いているとブランドロゴを見せたい/見たいという気持ちはあるかもしれませんが、見えないところにロゴが隠れていることを粋と思って我慢しましょう(笑)
インソールを購入する際にもっとも気をつけなくてはいけないこと
使えるインソールは靴のサイズに依存する
インソールを靴の中に入れると当然、靴がキツくなります。
靴がやや小さめできつかったり、ジャストサイズだったりする場合は、インソールを使わないほうがいいでしょう。
逆に若干大きめの靴はインソールを入れて調整する事が出来ます。
しかし、ヒール部分のクッションが極厚のインソールは少し大きいぐらいの革靴でも足の甲が痛くなったりします。
こればっかりは単純に商品の問題というよりも靴と足とインソールの総合的な問題です。
この足と靴とインソールの3つのコンビネーションがインソールを買うときの最大の難しさでもあります。
まとめ買い禁止!購入する際は1つずつ
上記の靴と足とインソールの総合問題を考慮するとインソールは一つずつ購入するのをおすすめします。
気に入ったからと言って、靴の分だけまとめて購入するとこの靴では使えるけど、この靴では使えないといった相性問題が起きてしまいます。
まずは、一つ買ってみてどの靴なら合うかといった相性を自分の靴で試してみましょう。
それが出来ると、「この靴は今回のインソールよりもヒールのクッションの効いたモノを使っても大丈夫そうだ」といった目安がわかるようになります。
ネットでまとめ買いは禁止です。
俺が実際に試してみたインソールとそのおすすめ度
BMZ キュボイドバランス ブラックメッシュ
独自の理論でアスリートを中心に支持を受けているBMZ社のビジネスシューズ用のインソールです。
ビジネス用というだけあって、クッション性と革靴を意識した薄さと蒸れ対策でメッシュ使用になっています。
実物もこんな感じ。
程よいホールド感と程よいクッションでバランスが良いです。ホールド感がある分疲れにくいですね。
革靴を想定するとこれが一番コスパは高いです。(スニーカーも含めるとHeel Footかも)
疲労軽減度:☆☆☆☆☆
蒸れ・消臭度:☆☆☆☆☆
見た目:☆☆☆☆
コスパ:☆☆☆☆
BMZのインソールはこちらの記事でも紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。
ビルケンシュトック TX INSOLE
サンダルで有名なビルケンシュトックのインソールです。
このインソールの特徴は、土踏まずの部分が盛り上がっていることでしょうか。扁平足の方には良いかもしれません。
踵よりも土踏まずのあたりのクッションがモコモコして履いていて気持ちいいです。
見た目も革靴に馴染む色ですね。
少し値段は高いですが、おすすめです。
疲労軽減度:☆☆☆☆☆
蒸れ・消臭度:☆☆☆☆
見た目:☆☆☆☆
コスパ:☆☆☆
Heel foot 踵のクッション力と最強のコスパ
これは私が試したインソールの中でももっともクッションが効いています。とにかく疲れなくてぷにぷにする踵の感触が気持ちいいです。足がホント楽になります。
ただ、その強烈なクッションのためかかと部分が1cmぐらいと厚く、靴のサイズがジャストサイズだったりすると足が痛くなると思います。革靴用途というよりもスニーカーを想定して開発されたような気がします。まずは一つ買ってみて、持っているすべての靴で試すことをオススメします。
その中で、行けそうだった数だけ購入すればいいでしょう。
革靴に使いにくいという欠点はありますが値段的にもお手頃で効果は抜群です。コスパ的には最強でしょう、
疲労軽減度:☆☆☆☆☆
蒸れ・消臭度:☆☆☆☆
見た目:☆☆☆
コスパ:☆☆☆☆☆
ペダック ビバ(Pedag VIVA)
革タイプのインソールです。
とても薄くて、革靴との相性は良いです。薄型のためクッション性は他に劣りますが、ホールド感と革靴に馴染みつつ、見た目も目立つので飲み会の席でも発見しやすいです。
薄さと見た目を実際に革靴に当ててみた画像でご確認ください。
疲労軽減度:☆☆☆☆
蒸れ・消臭度:☆☆☆☆
見た目:☆☆☆☆
コスパ:☆☆☆
スーパーフィート トリムフィットブルー
薄く、踵のホールド感がすごくて、疲れにくいです。
こちらの商品は、スポーツ用途で使われることが多いそうですが、革靴でも問題なく使えます。
そして、特徴的なのは見た目です。
革靴だと見た目的に違和感が出ますが、ローファーならギリギリOKでしょうか。
少なくともパット見で自分の靴は一発でわかります。
山登りとかで使う方が多いようですので、そっちの用途で興味がある方はアーチのきついグリーンも合わせて検討してみてください。
疲労軽減度:☆☆☆☆☆
蒸れ・消臭度:☆☆☆
見た目:☆☆☆
コスパ:☆☆☆
シダス ウォークスリム 3D
スリムというだけあって薄いです。
クッション性はあまりないのですが、踵のホールド感は抜群です。主張が少ないインソールですが、見た目的にもワンポイントがあるため、分かりやすかったりします。黒い革靴との相性はいいのではないでしょうか。
疲労軽減度:☆☆☆☆
蒸れ・消臭度:☆☆☆
見た目:☆☆☆
コスパ:☆☆☆
sanmy衝撃吸収インソール 激安!
アマゾンで300円程度という破格の安さで購入出来るので、インソール自体にお金をかけたくない人はこちらを試してみてはどうでしょうか。
ただ、安さもあってクッション部分は作りが若干チープです。
使用していると踵のクッションもこんな感じでヘタってきます。
とは言え、無いよりは良いですし、サイズを自分で調整できるからサイズをミスる心配もないのでおすすめです。
大きな効果を期待せずに使うと意外と良いです。
疲労軽減度:☆☆
蒸れ・消臭度:☆☆
見た目:☆☆☆
コスパ:☆☆☆☆☆
まとめ:クッション機能とホールド感のバランス重視
革靴には使いにくいですが、コスパ重視でサイズが合うのであれば、間違いなくHeel Footの衝撃吸収インソールをオススメします。
革靴に使うことを想定するのであれば、BMZ キュボイドバランスブラックメッシュをおすすめします。
ただし、靴と足とインソールの相性問題があります。まずは1つ買ってみて自分の持っている靴の中でこのインソールが使えそうな靴の数を割り出してみてください。サイズ的にきついようでしたら、もう少し薄いスリムを試してみたりしてください。
とにかくインソールはサイズ感がわかるまではまとめ買い禁止です。
衝撃吸収をベースとして自分にあったインソールを見つけてくださいね。
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